読書の秋
秋の夜長といえば、読書。
一人静かに、誰にも邪魔されずに好きな本を読む。
自分だけの世界、幸せな時間。
でも、ただ本を読むだけじゃ寂しい。
そんなアナタに・・・。
肴は炙った烏賊でいい
う゛っ、しまった!
お酒はキンキンに冷えたビールだし
しかも、烏賊っつーか、スルメだしっ((( ゜∀゜;)
失礼いたしました。
ちょっと、昨日のスルメで別バージョンで遊んでみたくなったもんで(* ̄∇ ̄*)
さて本題。
会社の先輩女性から、素敵な本を教えてもらいました。
それがこちら
かなり以前から、「日本語」の上手な使い方の本を探していました。
普段使わない言葉でも、古の言葉って物凄くしっくり来る言葉ってあるじゃないですか。
おばあちゃんの知恵袋じゃないけれど、
昔の人ってすごいなぁ、って素直に尊敬できちゃう表現。
たまに触れた時には書き留めるんだけれど、
そうそう巡り合えるものじゃないから、本であればなぁ、そう思っていたのです。
この本は、季語を中心に書いてあるんだけれど
例えば手紙に書く時の使い方とかもあって、とても親切で分かりやすい。
ネコでもわかる季語!?
例えば、東風
御免なさい、全部は写せないです。
でも、感覚で分かってもらえたかな~、と。
本来の日本語って、本当に美しい言葉だと思うのです。
言葉が本当に色々な意味を、情景を、拡げてくれると思うのです。
その素敵な日本語を、私たちはどんどん忘れて無くしていっている、そう思うのです。
普段使わない言葉でも、その言葉に触れた時に
「ああ、そうそう、そうなんだよね、まさにそういう感じ!」
っていう古の言葉に触れたことはありませんか?
例えば、春の「山笑う」、秋の「山装う」。
昔の人は、本当に言葉を大切にしていたのだと感じます。
今のように、ちょっとキーを叩けば出てくる時代と違って
なにも助けはない、今から言えば「不便」な時代だったから
昔の人はことさら感性を大切にしていたのじゃないのかなぁ。
それを言葉に託し、お互いに共感しあい、人との付き合いを大切にしてきた。
農耕民族、生きていく上で、周りとの助け合いや協力は必要不可欠だからね。
だからよその国の人達よりも情緒的だといわれてきたんじゃないのかなぁ。
少しでもこういうものに触れて、言葉で伝えられる情景とか風情とか
そういうものを自分のものとして引き出しにしまえたら
とても素敵な人になれるんじゃないかな、そう思うのです。
この本は、季語に限定したものなんだけど
それ以外のものも、きちんと勉強したいなぁ、
な~んて思う、今年の秋なのです。
日本の文化もろくに説明できず、言葉もきちんと知らなくちゃ
日本人として恥ずかしいかなぁ、なんて思ったりするわけです。
なにか、他にもいい本ないかなぁ・・・。
by taco-poo
| 2007-09-04 21:29